主人公・律には、紗莉奈という同じクラスの彼女が居る。

紗莉奈は、賑やかなクラスメイトたちとは少し距離をおき、
教室の隅で本を読んでいるような物静かな性格。
その小柄な体躯と清楚な雰囲気の容姿もあって、クラスメイトたちからは姫とあだ名されていた。

そんな紗莉奈と心優しく少し奥手な律は、気質や波長が合うこともあって、
二人のペースでゆっくりと付き合い、仲を深めていく。

いつかもっと深く愛する関係になれたら――
そんな風に夢見つつも、清い交際を続けていく律。

――律は知らない。
紗莉奈の身体はすでに、彼女の叔父の手によって、〇〇され尽くしていることを……