ギャングスタ・リパブリカ ※取り寄せ商品

WHITESOFT

ギャングスタ・リパブリカ ※取り寄せ商品

WHITESOFT
参考価格:: ¥ 9,504
売値: ¥ 6,880
OFF: ¥ 2,624 (28.0 %)

取寄せ商品です。ご予約可能です。

商品概要



「心の中のガラクタを捨てられない者は、あの店を訪れるといい。
いつか、仲間にめぐり逢える」

そんな、マイナーな噂話があった。
誰も気に留めないような、あやふやで不確かな話。
けれど、周りとは少しだけ違う内面をもった彼らはその噂話に乗り、
そして仲間を見つけた。

   *

盛夏――
「……何か悪いことねーかな」
ガランゴロンと騒々しく鐘が鳴るなか、今日も「篤志部」の部室で、
時守叶(ときもり・かなえ)はつぶやく。

聖天義(せいてんぎ)学園本校舎。
時を告げる鐘の真下、騒音のため学内の誰もが嫌うその場所に、篤志部の部室はある。
しかし学内に、その部を正式な名で呼ぶ者はいない。生徒たちはおろか、教師ですら。
かわりに彼らは、関わりあいになりたくないという苦笑とともに、こう呼ぶのだ。

「ギャング部」

誰が言いはじめたのかは、不明ということになっている。
活動内容を怪しんだ生徒会だともいわれているが、じつのところいちばん有力なのは、
当の部員たちの自称という説である。

そしてその説は、完全に正しい。
なぜなら副部長である叶こそが、名づけ親なのだから。
篤志部――ギャング部の部室には、ご丁寧に額縁に入れられて、
こんな言葉が掲げられている。

――邪悪であれ。

「悪が世界を変える」と信じている叶の発案によるスローガンであり、
ギャング部のただ1つの行動原理である。

あるときは、子供たちの遊び相手になると称して、若い貴重な時間を奪い――
またあるときは、おばあちゃんの引っ越しを手伝うと称して、お礼にお菓子をせしめる。

これが、彼らの「悪」。

学園内で。
商店街で。
駅前で。
街中で。
ギャング部の面々は、悪をなす。

なぜなら、悪であることは、仲間であることの証だから。
心の中のガラクタを捨てられない彼らは、悪の名の下にめぐり逢った仲間なのだから。

だから今日も、叶はつぶやくのだ。
「……さて、悪いこと、探しに行くか」
仲間とともに、悪党どもの共和国(ギャングスタ・リパブリカ)での
時間をすごすために。

商品情報

製品No4580108795108
価格¥ 6,880
在庫 取寄せ商品です。ご予約可能です。
プラットフォーム Windows 7, Windows XP, Windows Vista
メディア DVD-ROM
ブランド WHITESOFT
ジャンル コミュニティ追求型ADV
スペック CPU:Intel Pentium4 2.4GHz以上 (Intel Core 2 Duo 2.4GHz以上)
メモリ:512MB以上 (1GB以上)
VBA解像度:1024×576以上
色深度:16bit (32bit)
Direct�:Direct� 9.0c以上
原画 ミヤスリサ
シナリオ 元柾柾木